セルフケア講座|意識で筋肉をゆるめる方法とエネルギーの伝え方
- かとうしんいち
- 6月22日
- 読了時間: 3分
更新日:6月24日

6月のセルフケア講座練習会では、前回に引き続き「意識を向けることで体をゆるめる」技法をさらに深めていきました。
今回は、首や肩のコリを和らげるためのアプローチに加えて、施術を“他者に行う”視点からも学びがありました。
首や肩のコリをゆるめる意識の使い方
前回の講座では、凝っている筋肉に軽く触れ、その痛みをお腹に流し込むようにイメージすることで、筋肉をゆるめていく方法を教えていただきました。
この一ヶ月、日常の中でいろいろな場面で試してみたところ、特に首まわりでは、浅い筋肉からフニャフニャと緩み始め、逆に深部の筋肉がはっきり感じられるようになってきました。
特に緩めづらかった肩甲骨の上の筋肉は、実は胸の前側や腕のつけ根のコリが影響していることに気づき、そちらにアプローチすることで、首のこりがスッと軽くなる感覚も得られました。
「エネルギーを送る」という施術の意識
今回の講座では、人や動物に施術を行う際の意識の使い方についても学びがありました。
「痛みをお腹に収める」というのは、エネルギーを“抜く”イメージ。その反対に、“入れる”イメージでエネルギーを相手に送ることもできるそうです。
どこにエネルギーを届けるのか――肩なのか、体の中心か、足なのか――意識を明確に向けることで、その場所にしっかりエネルギーが流れていくとのことでした。
見えないけれど、確かに“感じる”
意識というものは目に見えませんが、たしかに体感できます。先生の指導のもと、お腹からエネルギーを送ってみると、相手のお腹(腹筋)に自然と力が入るのが感じられました。
これはまさに、「施術者が治す」のではなく、本人の体が自ら回復していく力を“サポート”するというヒーリングの本質を体験として理解できた時間でもありました。
視線とエネルギーの伝わり方
さらに興味深かったのは、施術中の「視線の使い方」。
ピンポイントで見るのか、全体を包むように見るのか――その違いによっても、エネルギーの伝わり方や体への反応が変わってくるというお話も印象的でした。
アニマルコミュニケーションとも通じる“意識の力”
この「意識の力」は、アニマルコミュニケーションにおいて、動物たちと心を通わせる時の感覚とよく似ています。
目に見えなくても、確かに届く。これは、特別な才能ではなく、誰もが練習を通じて育んでいける力なのだということを、今回の講座であらためて実感しました。
誰もが持つ“意識の力”
自分の体と向き合い、感覚を信じ、練習を重ねていく中で、「意識の力は、誰もが持っていて、使いこなすことができる」そんな確信が、少しずつ自分の中に根づいてきました。
施術を通じて、癒しの場に関わることは、相手の生命力を信じることでもあると感じます。丁寧に向き合い続けることで、この力はこれからも育っていくはずです。
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