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🐾 ミードとの出会いと魂のつながり

〜エドガー・ケイシーが語る猫のスピリチュアルな意味〜


猫と暮らす日々は、私たちに癒しや喜びをもたらしてくれます。

けれど時には、その出会いに「魂の約束」が隠されているのかもしれません。

20世紀に“眠れる予言者”と呼ばれたエドガー・ケイシーは、動物、とりわけ猫との関係について深い洞察を残しました。その思想を思い返すたび、私は我が家のリーダー猫・ミードとの出会いを「偶然ではなく必然だった」と実感するのです。

我が家には5匹の猫たちが暮らしています。その中でも年長で、他の子たちから一目置かれるリーダー的存在がミードです。今回は、ミードとの出会いと日々のエピソード、そしてケイシーの思想を重ねながら綴ってみたいと思います。


2009年3月22日 岐阜県大垣まで生後1か月のミードに会いに行きました。キャリーから出てきた瞬間、「この子だ!」と直感した運命の出会い
2009年3月22日 岐阜県大垣まで生後1か月のミードに会いに行きました。キャリーから出てきた瞬間、「この子だ!」と直感した運命の出会い

🌟 ミードとの出会い

ミードとの出会いは、先住猫のショコラが旅立った後のことでした。どうしても「キジ白の仔猫」を迎えたくて、毎日ネットで探していたのですが、なかなか出会えませんでした。

そんなある夜、掲示板で「6匹の仔猫が生まれた」という記事を目にします。母猫はアメショで、仔猫たちの毛色や顔立ちははっきり分からない状態。

それでもなぜか、この中の1匹を迎えようという直感が湧きました。


岐阜県の家庭で生まれた六つ子の仔猫に会いに行き、キャリーケースから出てきた子たちを見た瞬間、心が決まりました。6匹のうち5匹はアメショそっくりでしたが、1匹だけサバ柄に白が入った子がいました。「この子だ」と直感したのです。


我が家ではその頃、猫の名前はスイーツにちなんで付けていました。当初は「ミエル(はちみつ)」にしようと思いましたが、友人に生まれたばかりのお子さんの名前と響きが似ていたため、同じ“はちみつ”から連想される「はちみつ酒=ミード」に変更。甘く温かく、少し大人びた響きは、まさに彼にぴったりでした。

のちに彼がリーダーとして堂々と成長していく姿にも、しっくりと重なっていったのです。


エドガー・ケイシーの視点から見ると、この出会いは偶然ではありません。

直感やひらめきは、魂からのメッセージです。

わたしの心が自然に動いたその瞬間、前世からの約束や魂の契約が静かに働いていたのです。

ミードとの出会いは、単なるペットとの出会いではなく、魂同士の交流の始まりです。

日々の暮らしの中で、わたしたちは互いに愛と学びを与え合い、心を通わせる時間を積み重ねています。それは偶然ではなく、魂の導きによって結ばれた必然の縁だったのです。


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 仲良し兄弟に育ったミードとシュクレ。 互いを思いやる姿から、家族の絆と温かさが伝わってきます。
 仲良し兄弟に育ったミードとシュクレ。 互いを思いやる姿から、家族の絆と温かさが伝わってきます。

👑 シュクレとの絆

ミードを迎えて半年後、ついに念願のキジ白の仔猫――シュクレ(名前はフランス語でお砂糖という意味)と運命的に出会いました。

ミードは弟分を慈しむように世話を焼き、ふたりは兄弟のように育っていきました。

やがてシュクレの方が先に旅立つことになりましたが、ミードは今も変わらず、我が家の中心であり続けています。5匹の猫たちの中で一目置かれるリーダーとして、堂々と家族を見守る存在なのです。



 毎晩、決まって私の左側に寄り添い、そっと添い寝してくれるミード。その優しい仕草からは、深い愛情と安心感が伝わってきます。
 毎晩、決まって私の左側に寄り添い、そっと添い寝してくれるミード。その優しい仕草からは、深い愛情と安心感が伝わってきます。

🌙 夜ごとの儀式

そして、ミードが毎晩欠かさず行う特別な習慣があります。

私が布団に入ると、どこからともなく静かに歩いてきて、決まって左側に寄り添います。そして頭を私の左腕に乗せ、まるで腕枕をするようにして添い寝をしてくれるのです。

その時のミードは、優しく愛情に満ちた表情を浮かべ、私の顔をそっと舐めます。それはまるで、フランスの貴公子が姫君にキスを捧げるようななんともロマンチックな仕草です。


ここで思い出すのが、エドガー・ケイシーの教えです。

ケイシーは猫を含む動物は非常に感覚が敏感で、人間の心やエネルギーの状態を鋭く感じ取る存在だと説いています。そして飼い主の心が穏やかで純粋であるほど、猫は安心し、その本来の役割を果たせると語っています。


ミードが毎晩そっと寄り添い、慈愛に満ちた行動を見せてくれるのは、まさにこの「心とエネルギーの調和」が生み出す瞬間。彼の優しさには、私の心に安心感と愛情を届けようという魂の思いが宿っているのだと感じます。



朝の風景。1階の食事スペースまで誘導しようと待っているミードとルーシー
朝の風景。1階の食事スペースまで誘導しようと待っているミードとルーシー
部屋を出ると、廊下の先にミシェル。長い間引きこもっていた頃とはちがい、こうして明るい場所でのんびり過ごす姿に、心から嬉しさを感じます。
部屋を出ると、廊下の先にミシェル。長い間引きこもっていた頃とはちがい、こうして明るい場所でのんびり過ごす姿に、心から嬉しさを感じます。
階段の途中で降りてくるのを待っているアメちゃん。「ごはんまだかにゃ〜?」と、うずうずしながら見上げるその姿に、朝から心がほころびます。
階段の途中で降りてくるのを待っているアメちゃん。「ごはんまだかにゃ〜?」と、うずうずしながら見上げるその姿に、朝から心がほころびます。
階段を降りると窓際にマリーちゃん。「ミードとシュクレで人生最後の猫」と思っていたはずが… いつの間にか5匹に。 猫が多いなぁと笑いながらも、この必然に包まれていることが、何よりの幸せだとしみじみ感じます。
階段を降りると窓際にマリーちゃん。「ミードとシュクレで人生最後の猫」と思っていたはずが… いつの間にか5匹に。 猫が多いなぁと笑いながらも、この必然に包まれていることが、何よりの幸せだとしみじみ感じます。

🕊️ 猫との出会いの魂的意味

ケイシーは、猫との出会いは偶然ではなく、魂の約束によるものだと説きました。猫は癒しや保護、エネルギー調整などの使命を持って人と出会う場合があります。

「猫に選ばれる」というのは、飼い主と猫双方の魂が響き合った結果かもしれません。

こうして振り返ると、ミードとの出会いも、シュクレとの絆も、そして毎晩の寄り添いも、すべてが魂のつながりを示す出来事だったのだと思えます。



エドガー・ケイシー
エドガー・ケイシー

🕊️ エドガー・ケイシーについて

ここで少し、エドガー・ケイシーについて触れておきましょう。

ケイシー(1877–1945)はアメリカ生まれの神秘家で、催眠状態の中で「リーディング」と呼ばれる透視を行いました。その数は1万件以上にのぼり、健康法や食事療法から、前世や魂のつながり、宇宙の法則にまで及びます。


「人間は何度も転生して魂を進化させる存在」

「動物もまた霊的存在で、出会いには深い意味がある」


こうした彼の思想は、現代のニューエイジ思想にも多大な影響を与えています。



📖 猫との暮らしにおけるケイシーの教え

ケイシーは、人間と猫との出会いや関係性にも深い意味があると説いています。主な要点は以下の通りです。


  1. 猫は感覚に敏感な存在

    猫は人間以上にエネルギーフィールドや霊的な振動に敏感で、住環境や飼い主の心のあり方に影響されます。日々の行動や家の雰囲気を猫は鋭く感じ取っているのです。

  2. 猫との出会いは偶然ではない

    猫は癒しや保護、エネルギー調整といった「特定の使命」を持って人と出会います。つまり「猫に選ばれる」というスピリチュアルな側面があるのです。

  3. 猫と人間のエネルギー調和

    飼い主が心を穏やかに保つことで、猫との関係はより深まり、互いに癒しをもたらします。猫はその調和の中で最も安心し、本来の役割を果たせるようになるのです。


こうした視点から見れば、ミードが毎晩私に寄り添い、慈愛を注いでくれる姿は、単なる習慣ではなく「魂の使命」なのかもしれません。


📚 おすすめの一冊

エドガー・ケイシーについてもっと深く知りたい方には、書籍『増補完全版 眠れる予言者エドガー・ケイシー』(近藤千雄訳/たま出版)がおすすめです。

彼の残した膨大なリーディングを体系的に知ることができ、健康、転生、魂、そして動物との関わりについての理解が深まります。



🌸 愛猫と魂のつながりを振り返って

ミードとの出会いも、日々そっと見せてくれる愛情あふれる仕草も、すべてが「偶然」ではなく魂の必然のように感じられます。

エドガー・ケイシーの思想に照らしてみると、猫たちは私たちに安心と癒しを届け、魂のつながりを思い出させてくれる、かけがえのない存在なのだと改めて感じます。


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