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連載⑤🐣マリーちゃんと4つ子の成長日記|母と子の最も幸せな時間

更新日:3 日前

〜マリーちゃんと4つ子たち、成長のまいにち〜

マリーちゃんのまなざしには、すべてを守り抜こうとする母の決意と深い愛が宿っていました。
マリーちゃんのまなざしには、すべてを守り抜こうとする母の決意と深い愛が宿っていました。

🐱すくすく育つ、小さな命たち

出産から数日、そして数週間。

マリーちゃんの赤ちゃんたちは、みるみるうちに大きくなっていきました。

最初はぴたりと母猫のそばから離れなかった4匹の仔猫たちも、だんだんと動きが活発になり――

兄弟同士で取っ組み合いをしたり、ママのしっぽにじゃれついたり、ぴょんぴょんと飛び跳ねて遊ぶようになりました。

その姿は、見ているだけで笑顔になってしまう、まさに「命の歓び」そのもの。


🌸 マリーちゃんのやさしい眼差し

母としてのマリーちゃんは、常に冷静で穏やか。赤ちゃんたちがじゃれ合うのを、少し離れたところからやさしく見守っていました。

どんな時も決して叱らず、ふわりと体を包み込むように寄り添って。

その一つひとつの関わりに、「本当に大切に思っている」気持ちがあふれていました。


仔猫たちはまさにマリーちゃんの宝物――ひと舐めひと舐めに、あふれる愛がこもっている。その姿は、命を慈しむ優しさそのものでした。
仔猫たちはまさにマリーちゃんの宝物――ひと舐めひと舐めに、あふれる愛がこもっている。その姿は、命を慈しむ優しさそのものでした。
やんちゃな4匹を前にしても、 マリーちゃんは決して叱らず、ただ包み込むように寄り添っていた――その静かな優しさが、心に残ります。
やんちゃな4匹を前にしても、 マリーちゃんは決して叱らず、ただ包み込むように寄り添っていた――その静かな優しさが、心に残ります。

🚽 驚きのトイレマナー

マリーちゃんをサンルームに迎えた日。初めての室内暮らしに、私は多少の覚悟をしていました。

けれど、そんな心配はまったく不要でした。

初日から、マリーちゃんはごく自然に猫トイレを使ってくれたのです。

部屋を汚すことも、物を壊すことも、まったくなし。

そしてさらに驚いたのは――仔猫たちが産箱から出て動き始めた頃。

なんと、一度も粗相をすることなく、ごく自然にトイレを使い始めたのです。

誰かが教えたわけでもないのに、です。

母猫の姿を見て、自然と学んだのでしょうか。その成長ぶりに、思わず拍手を送りたくなる毎日でした。


💤 小さな幸せが詰まった空間

サンルームは、赤ちゃんたちの「はじめての世界」。そして、マリーちゃんにとっては、母としての時間を過ごす場所。

静かで、やさしくて、愛があふれる空間で、母と子は毎日を一緒に過ごしていました。

ママがいるから、世界は安心。4匹のちびっこたちに取り囲まれて、マリーちゃん、休むヒマもありません…!
ママがいるから、世界は安心。4匹のちびっこたちに取り囲まれて、マリーちゃん、休むヒマもありません…!
片時も目を離さず、そっと寄り添い続けるマリーちゃん。そのまなざしが、子どもたちにとって一番の安心でした。
片時も目を離さず、そっと寄り添い続けるマリーちゃん。そのまなざしが、子どもたちにとって一番の安心でした。
そのまなざしも、毛並みも、しぐささえも――すべてがまるで、羽のない小さな天使。
そのまなざしも、毛並みも、しぐささえも――すべてがまるで、羽のない小さな天使。
妊娠中のマリーちゃんに会いに来たパパ猫は、仔猫たちの面会にも来たのでしょうか
妊娠中のマリーちゃんに会いに来たパパ猫は、仔猫たちの面会にも来たのでしょうか
かわいい…!
かわいい…!
そして、めちゃくちゃ活発…!あっという間に高いところまで登れるように
そして、めちゃくちゃ活発…!あっという間に高いところまで登れるように
マリーちゃんのDNAをしっかり受け継いで、 今日も元気に、高く、自由に飛び回っています。
マリーちゃんのDNAをしっかり受け継いで、 今日も元気に、高く、自由に飛び回っています。

📷 次回予告|はじめての出会い、命を託すということ

次回は、元気に育った仔猫たちが、あたたかな家族との出会いに向けて歩み出すお話です。

はじめての面会。そして、「命を託す」という大きな決断に込めた想いを綴ります。

どうか、優しいご縁につながっていきますように。

(つづく)








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