ももちゃんに妹ができた日。岡崎おうはん「うめちゃん」を迎えに長野へ
- 12 分前
- 読了時間: 6分

🐥長野へ、うめちゃんを迎えに
2026年6月18日。
ももちゃんを迎えてから1週間が経ち、私たちはももちゃんを連れて長野へ向かいました。
目的は、長野県松本市にある小松種鶏場へ、岡崎おうはんのひよこをお迎えに行くためです。
午前10時に伺う約束をしていたため、前日から長野入りし、この日は諏訪湖サービスエリアで車中泊をしました。

🚗サービスエリアで出会った優しい言葉
翌朝、ももちゃんをサービスエリアの植え込みで少しお散歩させ、車へ戻ろうとした時のことです。
肩にちょこんと乗っているももちゃんを見た年配の女性が、
「まあ、かわいい!珍しいですね。」
と笑顔で声をかけてくださいました。
くりちゃんの時も、こうして何度も声をかけていただいたことを思い出しました。
まだ、ひよこや鶏をペットとして飼っている方は多くありません。
だからこそ、人によく懐いている姿をご覧になると、皆さんとても驚かれます。
私は、
「生後2日目から育てているので、手乗りインコと同じようによく懐くんですよ。
それに鶏はとても頭が良く、人間の5歳くらいの知能があるともいわれているんです。」
とお話しすると、
「へぇ、そうなんですね。」
と、とても感心してくださいました。
そんな何気ない会話をしながら、
「くりちゃんも、本当に賢い子だったなぁ……。」
と、自然に思い出していました。
🖤念願の岡崎おうはん「うめちゃん」
午前10時。
いよいよ小松種鶏場で、念願だった岡崎おうはんのひよこと対面しました。
生後2日目の、黒くてふわふわの小さなひよこ。
この子の名前は、迎える前から「うめちゃん」と決めていました。
くりちゃんが旅立ったあと、「今度は2羽のひよこを迎えよう」と決めた時、一羽は「ももちゃん」と決めていました。
もう一羽はどんな名前にしようかと夫と話していた時、
「桃なら……柿じゃないな(笑)。桜もいいけれど、できれば二文字がいいね。」
そんな会話をしながら、自然と「うめちゃん」という名前に決まりました。
また、岡崎おうはんとボリスブラウンのどちらを「ももちゃん」にするかも夫と相談しましたが、
「先に迎えた子を、ももちゃんにしよう。」
そう決めていたのです。
そして、うめちゃんを受け取ると、すぐに車へ戻り、ももちゃんが待つ飼育ケースへそっと入れました。
💛はじめての対面は少しドキドキ
生まれた日が8日違うだけなのに、その差は思っていた以上でした。
ももちゃんはすでに、うめちゃんより一回り大きく成長していました。
「仲良くしてくれるかな。」
「いじめたりしないかな……。」
それだけが少し心配でした。
しばらく様子を見ていると、うめちゃんは、ももちゃんを追いかけ、お腹の下へ潜り込もうとします。
ところが、突然近づかれたももちゃんは驚いて逃げ回り、
「こっちへ来ないで!」
と言わんばかりに、うめちゃんの足を軽くつつきました。
このままでは危ないと思い、すぐに対策をすることにしました。
🪽保温器に作った「親鳥の翼」
最初にももちゃん用に購入していた小さな飼育ケースを、大きな飼育ケースの中へ入れました。
保温器を間に挟み、小さいケースにはうめちゃんを入れ、透明な壁越しにお互いの姿が見えるようにしました。
さらに、保温器にはレッグウォーマーでカバーを作り、その両側には余った布を翼のように縫い付けておきました。
孵化したひよこは、本来なら親鳥の翼の下へもぐり込み、体温で温められながら守られて育ちます。
少しでもその環境に近づけてあげたい。
そんな思いから作った、小さな「親鳥の翼」でした。
すると、ももちゃんもうめちゃんも、それぞれ翼の下へもぐり込み、安心したように落ち着きました。
飼育ケースの中には穏やかな空気が流れ、お互いの存在を感じながらも、それぞれ安心して過ごしているようでした。
🛣️4時間の帰り道を一緒に乗り越えて
滋賀までの帰り道は約4時間。
車の揺れや大きな音にも怯えることなく、ときどきひよこフードをついばみ、お水を飲みながら、2羽とも長いドライブを頑張ってくれました。
それにしても、ひよこたちの食欲は想像以上です。
出発前にエサ入れいっぱいに入れておいたフードは、帰る頃にはほとんど空っぽ。
帰り道にホームセンターへ立ち寄り、ひよこフードと水入れを買い足すことになりました。
元気いっぱいに食べてくれる姿が、とても頼もしく感じられました。

🏡その日のうちに、本当の姉妹のように
午後3時過ぎ、無事に滋賀の自宅へ到着しました。
もう一度、小さな飼育ケースを外し、ももちゃんとうめちゃんを一緒にしてみました。
すると、ももちゃんはもう警戒することなく、うめちゃんが近づいても嫌がりません。
私は、うめちゃんが初対面のももちゃんのお腹へ潜り込もうとしたのは、ひよことしての本能だったのだと思っています。
種鶏場では有精卵を孵卵器で孵化するため、この子たちは母鳥を見たことがありません。
それでも、大勢のひよこたちの中から一羽だけ新しい環境へやって来たうめちゃんは、自分より少し大きなももちゃんを見て、
「守ってくれる存在」だと 、本能的に感じたのでしょう。
一方、ももちゃんも1週間前は同じでした。
私の手のひらに乗り、柔らかなひざ掛けに包まれて家へ帰り、小さな飼育ケースを私たち夫婦のそばへ置いて過ごしました。
少しでも私たちが離れると、不安そうに鳴いて呼び、鏡に映る自分の姿へ寄り添っていました。
そんなももちゃんでしたが、うめちゃんがやって来たその日から、一緒にフードをついばみ、お水を飲み、保温器の翼の下にも寄り添って眠るようになりました。
そして、私たちが飼育ケースから離れても、不安そうに鳴き続けることはほとんどなくなりました。
やはり、ひよこにとって仲間の存在は何よりも大きいのでしょう。
「2羽迎えて本当によかった。」
そう心から思えた一日でした。
この日から、ももちゃんとうめちゃん、2羽のにぎやかで幸せな毎日が始まったのです。




コメント