メダカが産卵したらどうする?卵の守り方と育て方まとめ
- かとうようこ

- 11月7日
- 読了時間: 3分

🐟 初めて、メダカの産卵を見ました!
デスクの上の小さな水槽で、ヒメダカ・黒メダカ・白メダカをそれぞれ2匹ずつ飼っています。毎日、気ままに泳ぐ姿を眺めて癒やされていたのですが、昨日あたりから1匹のお腹がふっくらしているのが気になっていました。
そして今日、お腹の下あたりに透明の小さなつぶつぶがいくつも!
「あっ、卵だ!」と気づいた瞬間、なんだか感動してしまいました。
産卵用に水草を浮かべていたものの、このままでは他のメダカに食べられてしまうかも…と思い、あわててホームセンターへ。

隔離用のネットを買ってきて、今日はお母さんメダカと水草を一緒にネットの中へ移しました。
メダカの卵は、お腹に付いたまま少しずつ水草に移っていくそうです。
明日にはしっかり付着しているはずなので、そのタイミングでお母さんメダカを元の水槽に戻す予定です。
小さな命が生まれる瞬間を間近で見られるなんて、とても神秘的でうれしい出来事でした。また経過をブログでお知らせします🐟🌱
🌿 小さな命との暮らし ― メダカの生態と上手な育て方
デスクの上や小さな水鉢の中で、ゆらゆらと泳ぐメダカたち。
姿は小さくても、生態を知れば知るほど奥が深く、観察していて飽きない存在です。
ここでは、
メダカの生態・飼育のコツ・卵〜針子の育て方 をまとめてご紹介します。
🐟 1.メダカってどんな魚?(生態)
✅ 日本の在来種
もともとは田んぼや小川に暮らす小さな淡水魚。
体長は2〜4cmほどで、野生では群れで生活します。
✅ 明るい場所が好き
光に向かって泳ぐ習性があり、窓辺の水槽や睡蓮鉢とも相性が良いです。
✅ 繁殖力が旺盛
4〜9月の暖かい時期は、条件が整うとほぼ毎日産卵します。
✅ 卵はお腹にぶら下げて運ばれる
受精した卵はメスのお腹にくっつき、
水草に体をこすりつけるようにして卵を付着させます。
本当に神秘的な光景です。
🌱 2.メダカ飼育のコツ
✅ ① 水換えは少なめ・こまめに
週1回、1/3程度が基本。急激な水質変化は苦手です。
✅ ② エサは控えめに
少量を数回に分けるのが理想。
あげすぎは水を悪くします。
✅ ③ 日光と日陰のバランス
日光は必要ですが、直射日光が強すぎると水温が急上昇します。
✅ ④ 水草や砂利は“自然の浄化フィルター
”水草は余分な栄養を吸収し、砂利には微生物が住みついて
メダカのフンや残ったエサをゆっくり分解してくれます。
小さな生態系ができて水質が安定しやすくなります。
🥚 3.卵の扱い方(安全に守るために)
✅ 卵はとても食べられやすい
大人のメダカが自分の卵を食べてしまうことも。
見つけたら別容器やネットに隔離が安心。
✅ 水草ごと移動がやさしい方法
卵はデリケートなので、手で触りすぎないのがポイント。
✅ カビ対策
白く濁った卵は無精卵。
そのままにするとカビが広がるため、取り除きます。
🐤 4.針子(赤ちゃんメダカ)の育て方
✅ ① 水流を弱く
針子は水流に流されやすいので、強いエアレーションは避ける。
✅ ② 針子用のエサ
粉エサを1日3〜4回、少量ずつ。
✅ ③ 日光で育つ
弱めの日光が、針子の餌となる微生物を育てます。
✅ ④ 水換えは慎重に
スポイトで少量ずつ。「ゆっくり、そっと」が基本。
🪷 5.メダカの魅力は“観察する楽しさ”
メダカは、静かなようで実はとても表情豊か。
エサに向かって一気に泳ぎ出したり、水草の陰でひっそり休んだり。
卵をぶら下げて泳ぐ姿は、
「小さな体で命をつないでいるんだなぁ」
としみじみ感じさせてくれます。
これからも、小さな命の成長を見守りながら、日々の様子をお伝えしていきます🐟✨




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