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愛しきキジ白猫たち|アメちゃんと過ごす2週間と、初代ショコラとの出会い

更新日:6月27日


アメちゃんがわが家にやって来て、2週間が経ちました。

施設「Mana Planet」からお迎えする前に、私はアニマルコミュニケーションを通して、先住の動物たち──ミード、ルーシー、ミシェル、くりちゃんに、「仔猫が来るよ」と伝えていました。アメちゃんにも、我が家の家族や動物たちの紹介をして、事情を説明したうえで迎え入れました。

そのおかげでしょうか。アメちゃんは、まるで最初からここにいたかのように、すぐに環境に馴染みました。

ミードとアメちゃん
ミードとアメちゃん

ミードは初日からアメちゃんのお世話係。

ルーシーとアメちゃん
ルーシーとアメちゃん

ルーシーは最初は少し距離をとっていましたが、今では毛づくろいまでしてくれるように。

ミシェルとアメちゃん
ミシェルとアメちゃん

ミシェルも当初は威嚇していたものの、少しずつ落ち着き、怒ることもなくなってきました。

くりちゃんとアメちゃ
くりちゃんとアメちゃ

そしてくりちゃんは、はじめからアメちゃんを優しく迎えてくれました。


🐾猫とともに歩んできた30余年

私が初めて猫を育てたのは、20歳の頃。それから30年以上の間にご縁をいただいた猫は、アメちゃんまでで13匹にのぼります。一時的に保護した子や、外猫たちも含めると、20匹を超えているかもしれません。

その中でも、キジ白の猫は3匹。初代はショコラ、二代目はシュクレ、そして三代目がアメちゃんです。

この3匹には不思議な共通点があります。それは、どの子もとても印象的な「出会い方」をしているということ。

ショコラ 仔猫の頃
ショコラ 仔猫の頃

🐾 キジ白初代・ショコラとの出会い

ショコラと出会ったのは、私が20歳の時。当時ペットショップに勤務していて、サバ白の仔猫「バニラ」を引き取ったばかりでした。

ある日、お店に置かれていたパンフレットに、こんな言葉がありました。「猫は16の言葉を話し、仲間とのコミュニケーションが大切。一匹よりも二匹で飼う方が寿命が延びる。」

それ以来、「バニラのためにもう1匹迎えたい」と強く思うようになったのです。

数ヶ月後、小学6年生になったばかりの甥が突然やってきて、こう言いました。「ようこちゃんの猫と似てる子猫をクラスメイトが拾って、今教室にいるんだけど…」

子どもたちでは適切に世話できないかもしれない。そう思って甥と小学校に向かいました。

教室の棚の上に置かれた段ボールの中に、小さなキジ白の仔猫がいました。生後3週間ほどでしょうか。冷たい牛乳と煮干しが置かれていて、「このままでは命が危ない」と直感しました。すぐに抱き上げて、先生に引き取る意思を伝え、家に連れて帰りました。


🐾 命を引き受けるということ

仔猫を抱きながら、私はその子に語りかけました。「大丈夫、必ずわたしが守るからね。」

その時、胸に刻まれたのは、“引き受けるということは、命の契約を交わすこと”**という覚悟でした。

しかし、家に戻ると、2匹目を飼うことに両親が猛反対。父は怒って手を振り上げ、詰め寄ってきました。

それでも私は言いました。「殴ってもいいよ。でも飼わせてもらえないなら、この子を育ててくれる人を探して、養育費を払い続ける。」

その言葉に、両親は何も言わなくなりました。

こうして、仔猫はわが家に迎えられ、「ショコラ」と名付けられました。

バニラとショコラ 
バニラとショコラ 


🐾アニマルコミュニケーションの原点

ショコラは、その後20年にわたり、ずっと私のそばにいてくれました。2009年の春、静かに旅立つまでの時間を通して、私は彼から多くのことを学びました。

言葉を超えて心でつながる方法、命の大切さ、共に生きるということ。ショコラとの日々が、のちの私のアニマルコミュニケーションの土台を作ってくれたのです。







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