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【猫の脱走事件】ルーシーが飛び出した日と庭に出す理由

更新日:6月23日


うちに入ってもまだいっぱいいっぱいなルーシー
うちに入ってもまだいっぱいいっぱいなルーシー

ある日の夕方、我が家の愛猫ルーシーを連れて庭に出ていました。


土の感触を足で確かめたり、植物に鼻を寄せたり。そんなルーシーの姿はとても楽しそうで、私も穏やかな気持ちになっていたのですが――その数分後、「事件」は起きてしまったのです。


🐾 突然のパニックと脱走

夫が外から帰宅し、庭にいるルーシーを見て、冗談まじりに両手の指を「わしゃわしゃ」っと動かしながら笑顔で近づいてきました。

その瞬間、ルーシーはびっくりして、私の腕の中から飛び出してしまいました。とっさに何とかしっぽつかんで一度は抱き上げたものの、完全にパニック状態になったルーシーは、大暴れして逃げ出してしまったのです。

裏庭に回って追いかけると、ルーシーはサンルームの外に増設した外部スペースの防獣ネットを上り、屋根づたいに反対側へ飛び降り、隣家の方へ走っていってしまいました。


🗣 呼びかけに応えてくれた、ルーシーの声

慌てて夫にも協力してもらい、ふたりでルーシーの名前を何度も呼びました。すると、どこからか「にゃおぅッ!」という悲鳴のような鳴き声が。

声の方向へ向かっていくと、隣家の室外機の横に、縮こまったルーシーの姿がありました。でも、私たちが近づくとまた逃げて、今度はなんと家のほうへ――!

そのあともしばらく行方がわからず、再び裏庭へ。

「ルーシー!」と呼ぶと、玄関横の物置スペースに入り込んでいるのを発見。

ようやく抱き上げて、無事に家の中へ連れて帰ることができました。


🧍‍♂️ まさか“お父さん”を怖がるなんて…

それにしても。普段は“お父さんっ子”のルーシーが、夫の姿に驚いて逃げ出すなんて……。長年一緒に暮らしてきたのに、まるで知らない人のような反応でした。

そういえば、何年か前にもサンルームから外に出てしまったとき、庭にいた夫がルーシーを見て「でかい猫だな~」と思ったらしいんです(それ、ルーシーだよ……!)。

外で出会うとお互い認識できないって、どういうことなんでしょうね(笑)


🏠「おうちの場所」を覚えさせたかった理由

今回のようなことがあったときに備えて、私は庭に出るたびに、ルーシーにこう語りかけていました。

「ここがルーシーのお家だよ。もし外に出ちゃっても、ここで待っててね」

そう言い聞かせていたのを、ちゃんと覚えていてくれたようで、玄関脇まで戻ってきてくれたのは本当に良かったと思います。

……でもね、できれば“お父さん”のことも、ちゃんと覚えていてね(笑)


🌱 室内猫を庭に出す2つの理由

日ごろは完全室内飼いのルーシーを、庭に連れ出すことには、実はふたつの理由があります。

1️⃣ 外の景色を覚えておいてもらうため

もしもの脱走時に備えて、家の外観や周囲の景色、自分の居場所を「視覚的に」記憶させておきたい。これは、迷子になったときの“帰巣本能”を助ける意味もあります。

2️⃣ 猫にも「アーシング」が大切

アーシングとは、素足や素手で土や草、砂など自然の地面に触れることで、体に溜まった電気的なノイズを大地に放出し、バランスを整える健康法です。

人間にとっても有効とされるこの方法は、実は猫にも同じように働きます。ルーシーも、庭で土に触れているときは、とてもリラックスした顔をしてくれていました。


⚠️ 今後は必ずリードを

とはいえ、今回のように猫がパニックになると、その身体能力は人間の想像をはるかに超えます。どれだけ慣れている子でも、制御が効かなくなることは十分にあり得ます。

これからは、必ずリードをつけて庭に出すようにしようと、改めて反省しました。


🌼パニックケアに「レスキューレメディ」を

脱走後、ルーシーにはすぐに**バッチフラワーレメディの「レスキュー」を舐めさせました。これは、強いストレスやショック状態のときに心を落ち着ける、植物由来のナチュラルレメディ。ロックローズ、インパチエンス、チェリープラム、クレマチス、スターオブベツレヘムという5種のフラワーエッセンスがブレンドされています。

猫にも使える優しい処方で、少量を口元や前足に塗るだけでもOK。

ルーシーのようにパニックになったときの応急ケアとして、保護者として常備しておきたいアイテムのひとつです。


✨猫との暮らしは、日々の学び

今回は、幸いにも無事にルーシーを連れ戻すことができましたが、あらためて「一瞬の油断が命取り」になることを痛感しました。

でも、同時に、日ごろの声かけや信頼関係があったからこそ、ルーシーは“おうち”を覚えていてくれた。そう思うと、日々のひとつひとつの関わりの大切さを強く感じます。

今後もルーシーが安心して過ごせるように、環境を整え、心と身体を支えるケアを続けていこうと思います。

大好きなはずの”お父さん”から逃げる!
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