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🐓くりちゃん1歳のお誕生日|自然な飼育と鶏の命について考える

更新日:2 日前


栗(くり)ちゃん 満1歳
栗(くり)ちゃん 満1歳

2023年10月12日、我が家のコッコ「くりちゃん」が満1歳の誕生日を迎えました。

無事に元気にこの日を迎えられたことに、心から感謝しています。


🎁お祝いは、大好きなお出かけで

誕生日のお祝いに何をしてあげようかと考えた結果、くりちゃんの「好きなことをめいっぱい楽しむ」一日をプレゼントすることにしました。

毎日朝夕のお散歩コースになっている近所の児童公園ではなく、今回はちょっと特別に、昨年よく訪れていた川沿いの「桜公園」へ。車で出かけるのは久しぶりだったのですが、くりちゃんはちゃんと覚えていて、公園の駐車場に着くなり自分の足で桜並木の方へ向かっていきました。

草の中や落ち葉の下を一生懸命かきわけて、虫を探して食べる姿は、まるで宝探しのよう。くりちゃんにとって、こういう時間が一番のごちそうなのかもしれません。


桜公園にて
桜公園にて

🌳児童公園と桜公園、何が違う?

ところで、桜公園は広くて自然も豊かなはずなのに、くりちゃんの大好きな「虫」は、いつもの児童公園の方が多いように感じました。そこでふと、木の状態に目を向けてみると、児童公園の木々には朽ちかけていたり、病気が見られるものが目立つのに対し、桜公園の桜の木はどれも健康そうです。

これは、おそらく土の状態によるもの。健康な土壌には、草の種類も多様で、土の中で枯れ葉などを分解する虫たち(分解者)の数も少なくなるそうです。つまり、自然に近い環境ほど「虫が少ない」という、逆説的なことが起こるのです。

くりちゃんにとっては、もしかすると自然に整った桜公園よりも、虫がたくさんいる児童公園の方が「楽しい狩場」なのかもしれませんね。


ミカン大好き
ミカン大好き

🍊バースデーケーキ代わりのミカン

そんなこともあろうかと、くりちゃんの大好物「ミカン」をこっそり持参していました。外で遊びまわった後、甘いミカンをひとつペロリ。ケーキの代わりに、最高のごちそうとなりました。


🐥1歳のくりちゃんと、鶏たちの現実

この1年間、日本では高病原性鳥インフルエンザが猛威を振るい、養鶏場で大量の鶏たちが処分されました。その数は過去最多とも言われています。

ウイルスの感染経路は主に野鳥の糞などとされますが、実際に感染が広がったのは、窓のない屋内で密集飼育されていた養鶏場がほとんど。一方で、自然養鶏や平飼いの環境では、ほとんど発生していないというデータもあります。

本来、鶏には自分で体調を整える力が備わっているはず。その力を最大限に活かすには、ストレスの少ない自然な飼い方が何よりも大切なのです。

参考資料


⏳命の時間を、幸せに

鳥インフルエンザで処分されなくても、多くの養鶏場では卵を産まなくなった鶏を「廃鶏」として扱い、たった500日でその命を終えさせてしまいます。

でも、くりちゃんのように、人と共に穏やかに暮らせる鶏なら、もっともっと長く生きられるはず。実は、ボリスブラウンという品種の鶏の寿命は、約10年とも言われています。

人間も、本来はストレスなく生きれば150歳まで生きられる可能性があるという説があります。だったら、くりちゃんだって、20歳を目指してもいいはず!


🎉くりちゃん、1歳おめでとう

これからも、毎日を健やかに、楽しく過ごしていこうね。1歳のお誕生日、本当におめでとう、くりちゃん。

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