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🍂 秋冬の犬の過ごし方と注意点

〜寒さに負けない体づくりと快適ケアのポイント〜

冬の空気に包まれて、季節の変化を感じるひととき
冬の空気に包まれて、季節の変化を感じるひととき

季節が秋から冬へと移り変わると、私たちと同じように犬たちの身体や行動にも変化があらわれます。寒さが厳しくなるこの季節、犬が快適に、そして健康に過ごせるよう、保護者ができるサポートをまとめました。


🍁 秋冬の犬の生態と変化

🧡 体温調整の変化

気温が下がると、犬は体温を保つために多くのエネルギーを消費します。特に短毛犬や小型犬は寒さに弱く、体が冷えると免疫力も低下しがち。あたたかい寝床や洋服でしっかりサポートしてあげましょう。


💚 活動量の変化

日照時間が短くなる秋冬は、散歩時間や遊び時間も自然と減ります。運動不足は体重増加や筋力低下につながるため、室内遊びを取り入れて体を動かしましょう。


💛 毛の生え替わり

秋は冬毛に変わる時期で抜け毛が増えます。冬毛は保温性が高くなるため、ブラッシングを丁寧に行い、毛玉を防ぐことが大切です。


寒い日は、あたたかい毛布と優しいぬくもりでリラックス
寒い日は、あたたかい毛布と優しいぬくもりでリラックス

❄️ 快適に過ごすための工夫

🏠 室内の温度管理

室温は15〜22℃を目安に。小型犬や高齢犬は寒がりなので、毛布やペット用ヒーターを用意しましょう。床からの冷気を防ぐためにカーペットやマットを敷くのもおすすめです。


🚶‍♀️ 散歩・運動

寒い朝晩を避け、日中の暖かい時間帯に短めの散歩を。冷え対策として、犬用ブーツや靴下を使うのも効果的です。


🧣 衣服やブランケット

寒がりな犬にはセーターやジャケットが有効です。ただし、動きを妨げないサイズと柔らかい素材を選びましょう。


🌞 日光浴

日差しのある場所でのんびり過ごす時間は、体温保持と気分転換に役立ちます。1日15〜30分ほど、ゆったりとした日向ぼっこを。


⚠️ 秋冬に気を付けたいこと

🩵 低体温症

震え、元気の低下、呼吸が浅いなどの症状が見られたら注意。体を温め、すぐに動物病院へ。


💧 乾燥対策

皮膚や肉球が乾燥しやすい季節。肉球クリームや加湿器を使い、保湿を心がけましょう。


🍽 食事管理

冬はエネルギー消費が増える一方で、運動量が減る犬もいます。体重や体型を見ながら、フードの量を調整。高齢犬は関節や腎臓に負担をかけない食事を心がけましょう。


❄️ 雪や凍結路面

雪道や凍結路面は肉球を傷める原因に。散歩後は足を洗い、しっかり乾かしてあげましょう。


🐾 冬の病気

寒さで関節炎が悪化したり、咳や鼻水などの呼吸器疾患が増える時期です。気になる症状があれば早めに受診を。


🐶 秋冬の犬の過ごし方チェックリスト

小型犬(チワワ・トイプードル・マルチーズなど)

🌱 子犬

  • 室温は20〜23℃をキープ

  • 床からの冷気を防ぐため、毛布やカーペットを敷く

  • 散歩は暖かい日中(10〜15時頃)に短時間

  • 洋服デビューもOK(薄手から慣らす)

  • ワクチン後は冷えに注意


🌼 成犬

  • 室温18〜22℃を目安に

  • 室内遊びで運動不足を解消

  • 食欲増進による肥満に注意

  • ブラッシングは週2〜3回


🌸 高齢犬

  • 関節が冷えると動きが悪くなるため、ヒーターや電気毛布を活用

  • 夜間はベッドを壁際や暖かい場所へ

  • 散歩は短くても毎日続ける

  • 体重・食欲・排泄をこまめにチェック


中型犬(柴犬・ビーグル・コーギーなど)

🌱 子犬

  • 朝晩の寒さを避けて外出

  • 室内で日光浴をして体温・ビタミンD維持

  • 散歩は10分程度から少しずつ延ばす

  • 毛布やベッドで寝床を保温


🌼 成犬

  • 寒暖差に強いが、急な冷え込みには注意

  • 散歩は昼間がベター

  • 雨や雪の日は全身をしっかり拭く

  • 栄養バランスを整え、代謝維持


🌸 高齢犬

  • 関節炎や腰痛が出やすいため、無理な運動は控える

  • 散歩は短め・平坦な道を選ぶ

  • 寒い日や風の強い日はお休みもOK

  • 食事は温かいスープ仕立てで消化を助ける


大型犬(ラブラドール・ゴールデン・シェパードなど)

🌱 子犬

  • 寒さに強そうでも体温調整は未熟

  • 厚手のマットや毛布で冷えを防ぐ

  • 散歩は短時間で十分(成長期は無理をしない)


🌼 成犬

  • 運動不足対策に広い場所で思い切り走らせる

  • 雪遊びの後は肉球ケアを忘れずに

  • シャンプー後は完全に乾かす

  • 水分補給はぬるま湯を与える


🌸 高齢犬

  • 冷えが関節や内臓に影響 → クッション性のあるベッドを

  • 滑りにくいマットで転倒防止

  • 散歩は無理せずペースダウン

  • 関節サプリやオメガ3脂肪酸も検討


🌞 全犬種共通のポイント

  • 💧 乾燥対策:肉球クリーム・加湿器・ぬるま湯の給水

  • 🍗 栄養バランス:良質なタンパク質と脂質を意識

  • 🩵 日光浴:1日15〜30分で体温維持&メンタル安定

  • 💤 睡眠環境:冷気の入りにくい静かな場所を

  • 🐾 心のケア:寒い季節は保護者と過ごす時間を増やして安心感アップ


🕊 まとめ

秋冬は、犬にとって体も心もデリケートになる季節です。

保護者のちょっとした気配りが、犬たちの快適な毎日につながります。あたたかい環境と愛情をたっぷり届けて、この季節をいっしょに穏やかに過ごしましょう。



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