4月、5月の月イチランチでお出ししたメイン料理、沖縄料理の豚肉の黒ゴマ蒸し「ミヌダル」は、真っ黒な仕上がりから「クルジン(黒肉)」とも呼ばれています。
琉球王朝時代から使われている豪華な前菜入れの東道盆には、手の込んだ前菜が7~9品盛り合わされていて、ミヌダルもその中の1品にとして用いられているお祝いの席の高級料理とされています。
とっても美味しいので、ぜひ作ってみてください。
合わせ調味料に漬け込むことでしっかりと味がついていながら、蒸すことで脂が落ちるため、見た目に反してあっさりとしています。冷めても味が変わらず、蒸し返しが効く利点もあります。
材料(4人分)
豚ロース・・・4枚
(A)醤油、みりん・・・各大さじ3
(A)泡盛・・・大さじ2
(A)甜菜糖・・・大さじ1
(B)黒すりごま・・・大さじ12
(B)胡麻油・・・大さじ1
練りからし・・・適量
ステップ1:つけ汁に漬け込む
豚肉は筋きりする。
ナイロン袋に(A)をすべて入れて混ぜ合わせ、豚肉を30分以上漬け込む。
ステップ2:黒ゴマペーストを塗る。
ボウルに(B)を入れ、(A)の漬け汁を適量加えて混ぜ、ペースト状にする。豚肉に塗って流れ落ちない濃度で加減する。
豚肉の表面の汁気を拭いてバッドに入れ、ごまペーストを上面に塗る。
ステップ3:蒸す
湯気が立った蒸し器に、穴をあけたクッキングペーパーを敷いて、豚肉をのせ、弱めの中火で20分ほど蒸す。火をとめて、30分ほどおく。
※ステップ2のバッドが入る蒸し器の場合は、そのまま入れてOK。
ステップ4:盛り付け
少し冷まして一口大に切り、お皿に盛って、練りからしを添える。
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