アニマルコミュニケーション練習会でモデルになったくりちゃん。
何をしている時が楽しい?幸せ?という質問に対して、皆さんの受け取ったくりちゃんからの情報は
”昼間外にいるとき。明るいから、羽ばたき、羽を広げる”
”草、芝生のあるような緑の場所が浮かんだ”
”お外でお散歩しながら、虫(ミミズなど)を見つけて食べたり、自由に走り回ったりしてのびのびしている時がとっても楽しい。”
というものでした。
まさに!皆さん、お見事です!
くりちゃんの好きなこと
家の敷地内を自由に歩き回るくりちゃん。
野鳥のために撒いたフードを食べているところ。
家の前には車道がありますが、敷地内からは出ません。
大きなトラックなどが通ると、ちょっと音に警戒します。
歩いて5分くらいのところにある近所の児童公園にお散歩に行くところ
公園内に入ると、自分で降りて歩いてついてきます
お父さんと一緒に虫(ミミズなど)探して食べることが何よりの楽しみ!
車で5分くらいのところにある公園にもよく行きます。
散歩に行くと自分で穴を掘って虫を探しますが、ピクニックがてらちょっとした食べ物を持っていくと、おやつをもらおうと足もとを離れません。
おやつには、ゆで卵や野菜、フルーツなどを小さなタッパーに入れて持っていきます。
琵琶湖にも時々お散歩に行きます
初めて浜辺に連れて行った時も、まったく動じなかったくりちゃん。
楽しげに歩きまわり、虫を探していました。
こうして、振り返ってみると、くりちゃんにとって、楽しい、幸せなことは、本来の習性に根ざした行動を自由にできることだとあらためて思います。
幸せとは何か?
わたしにとっては、他人の価値観に干渉されることなく、自分にとって好きなものがある、好きなことができることが、唯一、心が満たされ、幸せに感じられることだと思うと、たまのお散歩は、くりちゃんが満足するまで付き合おう、と思うのです。
どうしたって、人と暮らす動物たちは、人の生活環境に合わせて、いろんな制限の中で暮らしていくことを強いられるのだから。
私たち人間は、鶏からは大きな恩恵を受けています。
毎日卵を産むようになったくりちゃんの産卵前の様子を見ていると、決して楽にポンと生んでいるわけではないのがわかります。どんなに軽いお産だとしても、毎日産気づくなんて、考えてみると…想像を絶します。(生理痛だってけっこう痛いのに)
鶏の原種は、東南アジアの密林や竹林に生息しているセキショクヤケイを祖先とする説がありますが、彼らは、年中毎日卵を産んだりしません。
ボリスブラウンのくりちゃんは、鶏の中でも、実用鶏とされる交雑種(F1種)。
実用鶏は原々種鶏の全ての優れた特性を合わせ持った高性能な素晴らしい鶏と言われますが、交雑種であるため次の世代では雑種強勢も減少し、実用鶏の親と同じ優れた特性を持ったヒヨコが生まれることはありません。そのため、養鶏場などでは一年毎に実用鶏のヒヨコを仕入れ育て採卵するのが一般的です。
※実用鶏から生まれた鶏は実用鶏とは別種の雑種鶏となり、遺伝子も分離するため想定外の雛が生まれることもあるそうです。
縁あって、一緒に暮らすことになったくりちゃん。幸せにしよう、できるだけ。
毎日、たくさんありがとうを伝えよう。
くりちゃんにもっともっと、たくさんの好きなものや好きなことが見つかりますように。
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