うちに来たひよこが立派に育ち、日中は庭で過ごしてもらうことにした。
そうなると気になるのは糞の匂いだが、米ぬか、腐葉土と鶏糞を混ぜで発酵させることで匂いはほとんどなくなるという方法がある。 またそれを発酵させたものは良い堆肥になる。 それでは、うちの庭で切った枝や葉っぱを少し細かくして踏み硬めた上に米ぬかと腐葉土を乗せ、そこをにわとりのすみかにしてもらおう。
最初に作ったのは園芸用のトンネル支柱の枠にして青い防獣ネットと雨よけのビニールをかけたハウスで、大きさは幅90cm、奥行き110cm。 その中に枝や葉っぱを厚さ30cmほど敷き詰め、腐葉土と米ぬかを混ぜたものをのせた。 部屋には、もとは猫トイレだったプラスチックの箱を産卵箱代わりに箱を置き、中には籾殻を敷いた。 それからは私達が庭で作業している間はにわとりも庭に出して、土の中から出てきた虫やミミズを食べてもらうようになった。 でも私達がでかけたりしている間はハウスの中で過ごしてもらう。 ハウスの入口は網を引っ張っておいて、トンネルパッカーという洗濯ばさみが2つつながったような部品で留める。 このパッカーは結構固くて毎日つけたり外したりを繰り返すのは少し大変だ。 外から帰ってきて車のドアを開けたら、ハウスの中にいるはずのにわとりが開いたドアのすぐ下にてびっくりしたこともあった。 網の貼り方がゆるくて、にわとりが脱出方法を見つけてしまっていたのだ。 それに、園芸資材で作ったハウスはかんたんですぐに作れるのだが、見た目はあまりかわいくない。 ゴールデンウィークを使って新しくにわとりハウスを作ることにした。
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